移動式クレーンオペレーターの将来は?

皆様

ロケダイです。

 

10年先はどのような世の中になっているのでしょうか。

人口減少に伴う人手不足を解消するべく、今よりも省人化が進んでいますか?

20年後、30年後はどうでしょう。

省人化がさらに進み、車両や機械の操作はオートメーション化されていますか?

クレーンオペレーターを目指している私としては、とても気になる部分です。

少なくとも私が定年を迎えるまでは移動式クレーンオペレーターとして、職に困ることなく働き続けられる事を祈ります。

 

さて、今回の記事はクレーンオペレーターに転職する上での懸念事項についてです。

早速ですが、挙げていきます。

①健康状態によってはクレーンオペレーターとして従事不可

思わぬ大怪我等によって作業に従事できなくなるリスクがあります。他の職種ではデスクワークや間接業務に配置変換される可能性がありますが、クレーンオペレーターはクレーンを操縦する事が仕事ですので、デスクワーク等に配置転換が効くかは分かりません。

 

②クレーンのオペレーションはAIが担っている可能性

大林組がダム建設現場で「無人工事」に挑戦中で、無人化される建設機材にはクレーンも含まれており、現時点ではタワークレーンの無人化に取り組んでいるそうです。

10年以内にはあらゆるメーカーの建機を無人で動かす仕組みを整える計画を練ってると、日本経済新聞に載っていました。

クレーンの需要は変わらずとしても、オペレーターの需要は読めません。

 

③長時間勤務と時間外労働の上限規制

クレーンオペレーターは早出残業は多いと聞いています。現場が8:00から稼働するのにオペレーターが会社に8:00に出社してしまうと、現場ではクレーン待ちになってしまいます。なので、会社から現場までのクレーン回送時間を考慮して早出対応が発生するのです。

帰りはこの逆で、現場が閉まる17:00以降、会社までの回送時間が残業対応となります。

こういった働き方がスタンダートとされているので、時間外労働は他業種を比較して多めです。

私自身、時間外労働に対してネガティブな考えは持ってはいないので何ら問題はないのですが、働き方改革の一環で時間外労働時間の上限が見直され、以前と比べて上限が低く設定されました。

これによって、クレーンオペレーターとしての働き方や待遇面に少なからず影響が出る事でしょう。私なりに情報収集しているつもりですが、実際のところは働いてみないと分からない部分が多いので、生の声をお聞かせいただけると幸いです。

 

以上3点挙げましたが、どれも前回の記事の「移動式クレーンオペレーターの魅力」の裏返しでした。

現時点で魅力と感じる部分があっても、自身の健康状態や技術の進歩によって、裏目に出てしまう事もありそうです。

 

今回の転職に関しては妻と話し合いを繰り返し行い、多少のリスクは承知で転職に踏み切るといった結論に固まっている所ですが・・・

 

不安です。